出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…表面はクレーターの多い部分と少ない部分があるが,少ない部分には割れ目のような筋が見られる。またクレーターが溶けたような地形があり,これは1億年以内に土星とすぐ外側をまわっているディオーネの潮汐力によるひずみが熱エネルギーとして蓄えられ,表面を溶かしてできた地形と考えられる。【田中 済】。…
…粒子の密度が高いと互いに衝突して細かく砕かれるのであろう。 土星は昔から9個の衛星をもつことが知られており,Iミマス,IIエンケラドス,IIIテチス,IVディオーネ,Vレア,VIチタン,VIIヒペリオン,VIIIヤペタス,IXフェーベと呼ばれている。しかし,ボエジャーはさらに多くの衛星を発見または確認し(いくつかは地上で発見されていた),その総数は21~23となった。…
※「ディオーネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...