日本大百科全書(ニッポニカ) 「デンパサル」の意味・わかりやすい解説 デンパサルでんぱさるDenpasar インドネシア、バリ島南部の都市。バリ州の州都。人口48万8200(2001推計)、93万8188(2018推計)。同島南部平野の中央部に位置し、バリ島観光の中心で、市の南方15キロメートルにはヌグラ・ライ国際空港がある。デンパサルとは「市場の北」の意味で、市の中心にある市場は観光名所となっている。バリ島本来の伝統芸術を残す都市で、主要街路の交差点などにはヒンドゥー教の守護神の石像が立つ。旧王城の遺跡、バリ博物館、芸術学院もある。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デンパサル」の意味・わかりやすい解説 デンパサルDenpasar インドネシア,バリ島南部の都市。バリ州の州都。州政府が置かれた 1950年代以降に急速に発展。市の中心部は観光客でにぎわう商業地域となっており,バリの伝統芸能を伝えるアートセンターも建設された。国際空港があり,国際的観光地として発展してきたバリへの玄関口となっている。人口 26万 1263 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報