ドイツ鯉(読み)ドイツゴイ

デジタル大辞泉 「ドイツ鯉」の意味・読み・例文・類語

ドイツ‐ごい〔‐ごひ〕【ドイツ×鯉】

コイの飼養変種。ドイツ食用のために改良され、うろこが少ない。体高が高く、成長が速い。日本には鏡鯉革鯉が知られている。
[類語]真鯉緋鯉錦鯉似鯉

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精選版 日本国語大辞典 「ドイツ鯉」の意味・読み・例文・類語

ドイツ‐ごい‥ごひ【ドイツ鯉】

  1. 〘 名詞 〙 コイの飼育品種。ドイツ、オーストリアなどで改良された。日本には明治三七年(一九〇四)に初めて輸入され、以後在来のコイとの交雑で、この型をあらわしたものが現われるようになった。体の鱗(うろこ)が著しく変化しているのが特徴で、各ひれの基部にだけわずかに鱗の残っているものをカワゴイ、側線上に大形の鱗のあるものをカガミゴイと称し、この両者を総称していう。成長がよく、耐寒性があるといわれる。

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デジタル大辞泉プラス 「ドイツ鯉」の解説

ドイツ鯉

ドイツで食用目的で品種改良された、鱗のほとんどない鯉。日本には1904年に稚魚が輸入された。食用としては定着しなかったが、錦鯉の品種改良に用いられ、観賞魚として現在も飼育されている。

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