どっきり(読み)ドッキリ

デジタル大辞泉 「どっきり」の意味・読み・例文・類語

どっきり

[副]不意の出来事に対して、動悸どうきが激しくなるほど強くおそれたり驚いたりするさま。
「ええまたかと思わず―胸も裂けそうに」〈露伴五重塔
[名]人を驚かせること。また、その企て。「どっきりを仕掛ける」
[類語]ぎっくりどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとびくっとどきりとどきん

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精選版 日本国語大辞典 「どっきり」の意味・読み・例文・類語

どっきり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 胸に強くこたえて、動悸が激しくなるほど、ひどくおそれ、または驚くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「胸がドッキリとして」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)四)

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