ざぶざぶ(読み)ザブザブ

デジタル大辞泉 「ざぶざぶ」の意味・読み・例文・類語

ざぶ‐ざぶ

[副]水を大きく動かしたり大量の水を勢いよく使ったりするときの音を表す語。「川の中にざぶざぶ(と)入っていく」「湯でざぶざぶ(と)洗う」
[類語]ぼちゃぼちゃぽちゃぽちゃぼちゃんぽちゃんざんぶざぶんどぶんざぶりどぼんじゃぶじゃぶどんぶりどんぶりこがばがばごぼごぼざあざあじゃあじゃあどうどうしょぼしょぼしとしとぽつぽつどくどくだらだら淙淙そうそう渾渾こんこん滔滔とうとう

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精選版 日本国語大辞典 「ざぶざぶ」の意味・読み・例文・類語

ざぶ‐ざぶ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 川を渡ったり、風呂の湯を使ったり、洗濯したりする時などの、水を大きく動かす音を表わす語。さぶさぶ。じゃぶじゃぶ。
    1. [初出の実例]「ミヅガ zabuzabuto(ザブザブト) ナル」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 汁物を食べる音を表わす語。さぶさぶ。
    1. [初出の実例]「湯をたぎらかしつつ、御ものをいれて、いみじうあつくてまゐらせわたしたるを、〈略〉さふさふとまゐりたるに、はしたなききはにあつかりければ」(出典:大鏡(12C前)六)
    2. 「即(やが)てざぶざぶといふ音がし始めた。茶漬を掻き込む音らしかった」(出典:三畳四畳半(1909)〈高浜虚子〉二)

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