ざあざあ(読み)ザアザア

デジタル大辞泉 「ざあざあ」の意味・読み・例文・類語

ざあ‐ざあ

[副]
雨が激しく降ったり、水が勢いよく流れ落ちたりするときの音を表す語。「湯をざあざあ(と)かける」「ざあざあ降り」
ラジオレコードなどの雑音を表す語。「ざあざあ(と)鳴るばかりでよく聞こえない」
[類語]どぶんどぼんざぶんざんぶざぶりじゃぶじゃぶどんぶりどんぶりこぼちゃぼちゃぽちゃぽちゃぼちゃんぽちゃんどうどうしょぼしょぼしとしとぽつぽつがばがばごぼごぼじゃあじゃあざぶざぶどくどくだらだら淙淙そうそう渾渾こんこん滔滔とうとう

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精選版 日本国語大辞典 「ざあざあ」の意味・読み・例文・類語

ざあ‐ざあ

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 雨が激しく降る音、また水が勢いよく流れる音を表わす語。
    1. [初出の実例]「霙はざあざあと窓へ当ります」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一五)
  2. [ 2 ] 小便(しょうべん)をいう幼児語。しいしい。
    1. [初出の実例]「サア小便(ザアザア)しな。シイ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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