ごぼごぼ(読み)ゴボゴボ

デジタル大辞泉 「ごぼごぼ」の意味・読み・例文・類語

ごぼ‐ごぼ

[副]水や湯などがわき上がったり、細い口からこぼれ出たりする音や、泡がわき出てくるような音を表す語。「ごぼごぼ(と)温泉がわき出る」
[類語]どぶんどぼんざぶんざんぶざぶりじゃぶじゃぶどんぶりどんぶりこぼちゃぼちゃぽちゃぽちゃぼちゃんぽちゃんがばがばざあざあじゃあじゃあざぶざぶどうどうしょぼしょぼしとしとぽつぽつどくどくだらだら淙淙そうそう渾渾こんこん滔滔とうとう

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精選版 日本国語大辞典 「ごぼごぼ」の意味・読み・例文・類語

ごぼ‐ごぼ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 水などが揺れ動いてたてる音を表わす語。揺れる瓶の中で、水などが動いてたてるにぶい音、泡がわき出してくるような音など、ややこもった感じの音をいう。
    1. [初出の実例]「すこぶる小通をこらへてゐたら、下ッ腹がゴボゴボ鳴って心持が悪くなったはへ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九)
    2. 「自分の洋盃に麦酒をゴボゴボと注(つ)いだ」(出典行人(1912‐13)〈夏目漱石友達)

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