C2H5ONa(68.06).ナトリウムエチラートともいう.もっとも重要なアルコキシド.エタノールと金属Naとを直接,あるいはキシレン中で反応させると得られる.吸湿性の白色の粉末.空気中で徐々に分解し,水によりNaOHとエタノールに分解する.エタノールに可溶.多くの有機合成反応の縮合剤や触媒として用いる.[CAS 141-52-6]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… 苛性ソーダとヨウ素を加えて熱するとヨードホルムを生じ,これはエチルアルコールの検出に用いられる。また金属ナトリウムを加えると,水素を発生しナトリウムエチラートC2H5ONa(ナトリウムエトキシドともいう)を生じ,これは有機合成反応の縮合剤や触媒に用いられる。工業用アルコールは無税の取扱いをうけており,これが飲料用に転用されるのを防ぐために毒性の強いメチルアルコールが混入され,変性アルコールとよばれている。…
…水温が40℃を超えると水素が自然発火するので危険である。エチルアルコールとは水素を発生して反応し,ナトリウムエトキシドNaOC2H5を生ずるが,-48℃以下では作用しない。ジエチルエーテルとは反応しない。…
※「ナトリウムエトキシド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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