精選版 日本国語大辞典
「においあらせいとう」の意味・読み・例文・類語
におい‐あらせいとうにほひ‥
- 〘 名詞 〙 アブラナ科の二年草。南ヨーロッパ原産で、日本へは江戸末期渡来、観賞用に栽培される。高さ三〇~八〇センチメートル。全体に灰色の軟毛を密生する。葉は披針形で長さ四~七センチメートル。花は芳香があり径約二センチメートルで花弁は四枚。春から夏にかけ、茎頂に房状に咲く。本来は黄色だが品種によって赤・紅紫・赤褐色などがあり、また八重咲きのものもある。葉と種子には毒がある。
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ニオイアラセイトウ
においあらせいとう
[学] Erysimum cheiri (L.) Crantz
Cheiranthus cheiri L.
アブラナ科(APG分類:アブラナ科)の半耐冬性の二年草あるいは多年草であるが、普通は秋播(ま)き一年草として扱われる。一般にはケイランサスあるいはウォールフラワーwallflowerとよばれる。原産地は南ヨーロッパ。葉は長楕円(ちょうだえん)形のへら状で多数重なり、春4月に40センチメートル前後の花茎を伸ばし、菜の花に似た十字花を穂状につけ、快い芳香を放つ。花径は1センチメートルくらいで、黄色のほか、園芸種には橙(だいだい)色、赤褐色があり、花の大きな八重咲きもある。9月に種子を播いて育てるが、根が直根性なので植え替えはていねいに行う。乾燥地を好み、関東地方以南ではほとんど露地で越冬し、早春の花壇用としてふさわしい。花壇植えや鉢植えには丈の低い矮性(わいせい)種を、また切り花用には丈のよく伸びる高性種を使うとよい。
[伊藤秋夫 2020年11月13日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ニオイアラセイトウ
Cheiranthus cheiri; wall-flower
アブラナ科の二年草。南ヨーロッパ原産。全体に灰色の毛におおわれ,高さ 30~70cm。葉は披針形で先がとがる。春から初夏の頃,茎の上部に香りのよい径 3cmほどの十字花が総状に集って咲く。原種は橙色であるが,園芸品種が多く,黄,クリームなどの花色があり,また八重咲きのものもある。通常秋まきとするが,寒さにやや弱い。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「においあらせいとう」の意味・わかりやすい解説
ニオイアラセイトウ
ウォールフラワーとも。ヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草。園芸的には秋まきの一年草として扱われる。高さ30〜80cmになり,葉は先のとがった披針形。春〜初夏,茎の上部に黄だいだい色の芳香のある4弁花を総状につける。花色が紫紅,赤等のもの,八重咲品種もある。切花,花壇向き。
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