ヌアディブー(その他表記)Nouadhibou

デジタル大辞泉 「ヌアディブー」の意味・読み・例文・類語

ヌアディブー(Nouadhibou)

モーリタニア西部、大西洋岸にある港湾都市。旧称ポールエティエンヌ。沖合は好漁場として知られる。内陸都市ズエラット鉄鉱石搬出のためのモーリタニア鉄道で結ばれる。南にのびる半島先端ヌアディブー岬南東バンダルギン国立公園がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌアディブー」の意味・わかりやすい解説

ヌアディブー
Nouadhibou

旧名ポールテティエンヌ。モーリタニア北西部,ダフレヌアディーブ行政区の行政庁所在地。西アフリカの大西洋に面する港湾都市。西サハラとの国境付近,突出した砂丘によるヌアディブー岬上に位置し,天然の良港に恵まれる。 1964年北東方フデリクの鉄鉱山と 674kmの鉄道が開通,さらにフデリク西方のズイラト鉄鉱山まで結ばれて,欧米への鉄鉱石輸出港として急速に発展。漁業基地としても整備され,大型トロール船用の突堤が完成,冷凍工場,缶詰工場も立地する。国内空港がある。人口5万 9198 (1988推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌアディブー」の意味・わかりやすい解説

ヌアディブー
ぬあでぃぶー
Nouadhibou

西アフリカ、モーリタニア北部の大西洋岸にある港湾都市。旧称ポール・エティエンヌ。この国第二の都市で、人口7万5976(2000)。沿岸は世界的な好漁場で、各国漁船団の基地がある。同国の重要な輸出品である鉄鉱石の積出し港や石油精製工場がある。周囲砂漠で、飛砂が多い。

[藤井宏志]

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