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飛砂 ひさ

大辞林 第三版の解説

ひさ【飛砂】

海岸の砂浜や砂漠の砂が風によって移動する現象。また、その砂。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

飛砂
ひさ
wind-blown sand

海浜の砂は風によって内陸側または汀線(ていせん)沿いに動き、砂丘を形成したり、河口の閉塞(へいそく)あるいは港湾や水路の埋没をおこすことがある。このように風によって移動する砂およびその現象をさして飛砂とよんでいる。砂は風速がある値以上になると動き、粒径とも関係するが、0.3ミリメートル前後では地上1メートルの風速が5~6メートル/秒で移動を始める。高さ方向の飛砂量の分布は砂面上の近傍に集中し、30センチメートルの高さになると、非常に少なくなる。[堀口孝男]

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世界大百科事典内の飛砂の言及

【海岸浸食】より

…海浜を構成している砂や礫などの底質は,波や沿岸の流れの作用によってたえず移動している。この波や流れによる海浜の砂礫の輸送現象が漂砂である(飛砂,つまり風による海浜砂の輸送をも漂砂に含めることがある)。漂砂は外浜(そとはま)から前浜(まえはま)にかけて特に著しく,海浜地形や海岸汀線の変化をもたらす。…

【砂丘】より

…この土壌層からは多くの縄文~弥生土器片など文化遺物が見いだされ,人間活動の舞台になっていたことがうかがえる。
[飛砂の制御と砂丘地の利用]
 海岸砂丘は海の浸食から平野を守る天然の堤防である。植物の被覆は砂の移動をおさえ,砂丘地を安定させる。…

※「飛砂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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