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「ネムルット・ダー」の意味・わかりやすい解説
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世界遺産詳解
「ネムルット・ダー」の解説
ネムルットダー【ネムルット-ダー】
1987年に登録された世界遺産(文化遺産)で、トルコ東南部、標高2150mのネムルツト山山頂にある円錐形の墳墓。紀元前1世紀に通商で栄えた小国コンマゲネ王国の国王アンティオコス1世のものである。この墳墓の麓には東西に設けられたテラスがあり、ギリシア神話の神ゼウス、アポロン、ヘラクレス、王国の守護女神テュケ、それに王自身を加えた5体の、高さ2mほどの巨大な神像の頭部が並んでいる。こうした、現存する特異な古代墳墓であることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はNemrut Daǧ
出典 講談社世界遺産詳解について 情報
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