日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハイデルベルク城」の意味・わかりやすい解説 ハイデルベルク城はいでるべるくじょうSchloß Heidelberg ドイツ、ハイデルベルク市にある。神聖ローマ帝国フリードリヒ1世の弟コンラートが、1226年ころ市背後のケーニヒシュツール山に要塞(ようさい)として築いたのに始まる。しだいに城砦(じょうさい)としての規模を拡大したが、三十年戦争やプファルツ戦争などで破壊され、現存遺構は15~17世紀のもの。後期ゴシック様式の鐘楼、ルネサンス様式のルードウィヒ城館やオットー・ハインリヒ城館などからなる宮殿式城郭である。[野村太郎][参照項目] | 城 ハイデルベルク城 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例