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ハイパー核(読み)ハイパーカク

デジタル大辞泉 「ハイパー核」の意味・読み・例文・類語

ハイパー‐かく【ハイパー核】

ハイペロン、すなわちストレンジネスが零でないバリオンを含む原子核総称通常、原子核は陽子中性子で構成されるが、そのうち1個以上がストレンジネスをもつΛ粒子Σ粒子などのバリオンに置き換えられたものをさす。原子核中の中性子を標的として、π中間子K中間子反応させることで人工的に生成される。崩壊時に放出されるγ線測定から核構造に関する知見が得られるため、研究が進められている。ハイパー原子核

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイパー核」の意味・わかりやすい解説

ハイパー核
ハイパーかく
hypernucleus

ハイペロンを含む原子核。 Λ 粒子を1個含む Λ ハイパー核は など数十個発見されている。また Λ を複数個含む原子核や,Σ を含む Σ ハイパー核 なども近年確認されている。ハイパー核はK中間子を原子核に衝突させて,核内の核子をハイペロンに変換する反応でつくられる。ハイパー核はハイペロンと同じ 10-10 秒ほどの寿命をもつ。

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