ハクサンシャクナゲ
はくさんしゃくなげ
[学] Rhododendron brachycarpum D.Don
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ハクサンシャクナゲ(白山石南花)
ハクサンシャクナゲ
Rhododendron fauriae
ツツジ科の常緑低木で,アジア東部の亜寒帯と高山に生じ,日本では北海道,本州,四国の亜高山帯の林中に生える。また,ときには高山帯のハイマツと混生する。幹は太くて丸く,若木のときは緑色を帯びる。葉は常緑で厚く,細長い長円形で長さ6~15cmあり,下面は淡緑色をしている。花は夏に咲き,白色でしばしば微紅色をなし,径 4cm前後,枝の頂端に数個が放射状に集ってつく。萼は小さく目立たない。花弁は漏斗形で5枚に裂ける。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
百科事典マイペディア
「ハクサンシャクナゲ」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のハクサンシャクナゲの言及
【シャクナゲ(石南花)】より
…しかし中国の低山性のものは,日本でも屋外でよく生育する。 日本にある4種類はすべてポンティクム系のものとして扱われることが多いが,実際にはポンティクム系のものはハクサンシャクナゲだけで,他は別系統と考えられる。(1)アウレア系 キバナシャクナゲR.aureum Georgi(イラスト)は唯一の寒帯性の種類で,丈は50cmほどにしかならず,全体無毛で花は黄色である。…
※「ハクサンシャクナゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 