バーブーダ島(読み)バーブーダトウ(その他表記)Barbuda

デジタル大辞泉 「バーブーダ島」の意味・読み・例文・類語

バーブーダ‐とう〔‐タウ〕【バーブーダ島】

Barbuda》西インド諸島東部、アンティグアバーブーダの島。主島アンティグア島の北約40キロメートルに位置する。17世紀後半に英国から移住したコドリントン家と、サトウキビプランテーションに連れて来られた黒人労働者の末裔居住中心地西側潟湖に面するコドリントン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バーブーダ島」の意味・わかりやすい解説

バーブーダ島
ばーぶーだとう
Barbuda

カリブ海東部、小アンティル諸島中のリーワード諸島中部の島。面積161平方キロメートル、人口1400(1991)。南方約50キロメートルにあるアンティグア島とともに独立国アンティグア・バーブーダを形成する。島はサンゴ礁からなり、低平である。住民のほとんどは黒人で、農業漁業牧畜製炭などに従事し、主要農産物は綿花である。

[菅野峰明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーブーダ島」の意味・わかりやすい解説

バーブーダ島
バーブーダとう
Barbuda Island

西インド諸島東部,小アンティル諸島北部,リーワード諸島にある島。アンティグア・バーブーダに属し,その主島アンティグア島の北約 50kmに位置する。面積 160km2森林におおわれた低平なサンゴ礁の島で,西部に大きなラグーンがある。中心集落コドリントン。美しい砂浜で知られ,野生動物が多い。人口 1100 (1990推計) 。

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