パペーテ(読み)ぱぺーて(英語表記)Papeete

デジタル大辞泉 「パペーテ」の意味・読み・例文・類語

パペーテ(Papeete)

南太平洋フランス領ポリネシア首都ソシエテ諸島の主島タヒチ島北西岸に位置し、マタバイ湾に面する港をもつ。1818年にキリスト教の伝道拠点が置かれ、1842年にフランス保護領となった。西郊ファアア国際空港がある。

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精選版 日本国語大辞典 「パペーテ」の意味・読み・例文・類語

パペーテ

  1. ( Papeete ) 南太平洋ソシエテ諸島の主島タヒチ島の中心都市。国際空港を有し、訪れる観光客が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「パペーテ」の意味・わかりやすい解説

パペーテ
ぱぺーて
Papeete

南太平洋、フランス領ポリネシアの首都。ソシエテ諸島の主島タヒチ島の北西岸、マタバイ湾に面する港町人口2万5553(1996)、2万5763(2012センサス)。1818年ごろキリスト教宣教基地として開かれたもので、現在は3万5000トンの船まで入港できる。西側、国際空港のあるファアアFaaaと東側ピラエPiraeまで含めた大パペーテの人口は7万9024(1996)。フランス領ポリネシアの経済、文化、社会の中心地であるが、パリシドニーオーストラリア)、オークランドニュージーランド)、ヌーメアニュー・カレドニア)をはじめ世界中から「最後の楽園」を求めて訪れる観光客も多い。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パペーテ」の意味・わかりやすい解説

パペーテ
Papeete

南太平洋,タヒチ島の北西岸にある港湾都市。 1880年以来フランス領ポリネシアの首都。ココナッツ油,バニラなどを輸出する。フランス風の町並みで国際航空路の拠点,観光都市。人口 2万6004(2008)。

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百科事典マイペディア 「パペーテ」の意味・わかりやすい解説

パペーテ

パペエテ

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