パペーテ(読み)ぱぺーて(英語表記)Papeete

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パペーテ」の意味・わかりやすい解説

パペーテ
ぱぺーて
Papeete

南太平洋フランス領ポリネシア首都ソシエテ諸島の主島タヒチ島の北西岸、マタバイ湾に面する港町人口2万5553(1996)、2万5763(2012センサス)。1818年ごろキリスト教宣教基地として開かれたもので、現在は3万5000トンの船まで入港できる。西側、国際空港のあるファアアFaaaと東側ピラエPiraeまで含めた大パペーテの人口は7万9024(1996)。フランス領ポリネシアの経済、文化、社会の中心地であるが、パリシドニーオーストラリア)、オークランドニュージーランド)、ヌーメア(ニュー・カレドニア)をはじめ世界中から「最後の楽園」を求めて訪れる観光客も多い。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パペーテ」の意味・わかりやすい解説

パペーテ
Papeete

南太平洋,タヒチ島の北西岸にある港湾都市。 1880年以来フランス領ポリネシアの首都。ココナッツ油,バニラなどを輸出する。フランス風の町並みで国際航空路の拠点観光都市。人口 2万6004(2008)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android