翻訳|beguine
カリブ海の西インド諸島に位置するマルティニーク島、グアドループ島(現在ともにフランス領)に伝わる黒人系の舞曲。軽快な2拍子で、後打ちのリズムに特色がある。またサクソフォーンなどの管楽器も多用される。アメリカの作詞作曲家コール・ポーターのミュージカル『ジュビリー』(1935初演)のなかで歌われる、ビギンのリズムを使用した曲『ビギン・ザ・ビギン』Begin the Beguineが大ヒットしたことにより、世界中に知られるようになった。なお、1982年に同曲がスペイン人歌手のフリオ・イグレシアスJulio Iglesias(1943― )によってリバイバルされ、ふたたびビギンが注目された。
[田井竜一]
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