ピアソラ

百科事典マイペディア 「ピアソラ」の意味・わかりやすい解説

ピアソラ

アルゼンチン作曲家,バンドネオン奏者,タンゴ楽団指揮者。3歳のときニューヨーク移住,そこでバンドネオンを習得。アルゼンチンに戻って演奏・作曲活動を開始し,《エル・デスバンデ》(1946年)など独創的なタンゴを発表してアルゼンチン音楽新風を吹き込んだ。1954年にはフランスでブーランジェ女史にクラシックの作曲法を学び,さらに前衛的な演奏を展開,〈モダン・タンゴ〉の旗がしらと目された。自らの楽団を率いて,ジャズ演奏家と交流したり,また1968年にはオペラブエノス・アイレスマリア》を発表するなど,タンゴの枠を超えた活躍をした。以後,大ヒット作《ロコへのバラード》(1970年)やアルバム《タンゴ・ゼロ・アワー》(1986年)などがある。
→関連項目クレーメルヒナステラミルバ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピアソラ」の意味・わかりやすい解説

ピアソラ
ぴあそら
Astor Piazzolla
(1921―1992)

アルゼンチンのバンドネオン奏者、作曲家。3歳のときニューヨークに移住。幼時からバンドネオンを習うが、タンゴの奏法を本格的に学び始めるのは1934年からである。1937年帰国、A・トロイロの楽団の編曲者になり、1946年に自身の楽団を組織。以後ブエノス・アイレス八重奏団など、いくつかの楽団も組織した。斬新(ざんしん)なスタイルによる演奏で知られ、モダン派タンゴの第一人者と評される。代表作に『ブエノス・アイレスの春・夏・秋・冬』(四部作)、『ロコへのバラード』『アディオス・ノニーノ』など。このほか交響曲やオペラも作曲。『サンチャゴに雨が降る』(1975)、『タンゴ――ガルデル亡命』(1985)などの映画音楽も手がけた。

[田井竜一]

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