ヒナステラ

百科事典マイペディア 「ヒナステラ」の意味・わかりやすい解説

ヒナステラ

アルゼンチン作曲家。ヒナステーラとも。ビラ・ロボスチャベス以後の中南米作曲界を代表する大家。生地ブエノス・アイレスの音楽院に学び,1971年からはジュネーブ定住。民族色の濃いバレエ音楽《エスタンシア農場)》(1941年)などで出発し,1950年代以後は無調(無調音楽)や12音技法(十二音音楽),微分音などを用いた前衛的作風に徐々に移行した。チャベスやコープランドとも交流。作品は多ジャンルにわたり,代表作に,管弦楽曲《オジャンタイ(オヤンタイ)》(1947年),ソプラノと打楽器群のための《魔法のアメリカ大陸に寄せるカンタータ》(1960年),オペラ《ボマルソ》(1967年)など。《ピアノ・ソナタ第1番》(1952年)をはじめピアノ曲にも名品が多い。教え子ピアソラなど。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者) 「ヒナステラ」の解説

ヒナステラ

1916年ブエノスアイレス生まれ。1928年ウィリアムス音楽院に入学し、音楽理論ソルフェージュ、ピアノ、和声、作曲を習う。1936年から国立音楽院にてパルマに和声を、ヒル対位法フーガアンドレに ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

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