日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピートモス」の意味・わかりやすい解説 ピートモスぴーともすpeatmoss 泥炭の一種で、ミズゴケや草類が土中に堆積(たいせき)したもの。主として園芸用資材として、土壌改良や鉢物用土に利用される。透水性・保水性の向上など土壌の物理性改良に効果がある。産地は北海道、東北地方が主である。外国産は旧ソ連地域、北ヨーロッパ、カナダなどから輸入されている。産地によっては強酸性なので、消石灰により中和することが必要である。[堀 保男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピートモス」の意味・わかりやすい解説 ピートモスpeat moss 湿原などで泥炭中から出てきたり,泥炭層を形成するコケ類の総称で,ミズゴケ類 Sphagnumがそのおもなものである。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報