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培養土 バイヨウド

大辞林 第三版の解説

ばいようど【培養土】

園芸で、植物を栽培するために肥料・腐葉土・石灰などを一定の割合で混ぜ合わせた土。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

培養土
ばいようど

園芸植物を栽培するときに用いる土のことで、一般には土、有機物、肥料などを混ぜたものをさす。培土、養土ともいう。よい培養土の条件は、土や混合物の物理性、化学性、生物性が相互によく関連していることである。すなわち、保水性、排水性、通気性がよく(物理性)、酸度(弱酸性がよい)、肥料濃度が適当で、重金属類などの有害物質を含まず(化学性)、有効微生物の活力が維持できる有機物を保持し、病害虫の原因となる幼虫・卵・病原菌を保有しない(生物性)ものがよい。[堀 保男]

培養土の作成

赤土や粘土質(田土)を主に、腐葉土や堆肥(たいひ)を混合して作成するが、混合比は栽培植物の種類により差がある。普通、鉢物用培養土では、赤玉(あかだま)土に対し15~20%の完熟腐葉土を混合し、さらに完熟乾燥牛糞(ぎゅうふん)などを少量用いる。また1、2か月先に使用する場合は、用土に石灰、油かす、骨粉、腐葉土、化学肥料などをあらかじめ混合して堆積しておくか、ビニル袋などに入れ完全発酵させてから使用すると、よい培養土となる。人工培養土として岩石を加工処理したもの(バーミキュライト、パーライト)もある。[堀 保男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の培養土の言及

【配合土】より

…このため,鉢栽培では土壌をそのまま用いることは少なく,理化学性を改善するための資材と混合するか,土壌を使わずにそれらの資材だけを混合して利用するのが一般的である。配合土はこのようにして作った鉢栽培用の土壌で,培養土ともいう。配合土に利用する資材は理化学性がすぐれているだけでなく,病虫害のおそれがなく,軽くて,しかも安価で大量に入手できるものでなければならない。…

※「培養土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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