デジタル大辞泉
「ファンネレ工場」の意味・読み・例文・類語
ファンネレ‐こうじょう〔‐コウヂヤウ〕【ファンネレ工場】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界遺産詳解
「ファンネレ工場」の解説
ファンネレこうじょう【ファンネレ工場】
2014年に登録された世界遺産(文化遺産)。オランダ南西部、南ホラント州ロッテルダム近郊の北西に位置する工業地帯を流れる運河のほとりに建設された工場群。1920年代に光と空間をコンセプトに「理想の工場」として建てられ、1990年代までコーヒー、紅茶、煙草などを生産する工場として稼働した。創業当時は、時代を先取りする機能性と美観が融合した画期的な建築として世界中から注目を集めた。この建物は鉄筋コンクリート造りで、自然光を取り込むためのガラスによる大面積のカーテンウォールが用いられており、建物と建物が渡り廊下でつながるなどユニークな内部構造となっている。明るい工場内部に加え、社員食堂や図書館の併設など、当時の工場建築では比類のない快適な労働環境を生み出し、建築史に残る名作建築となった。1990年代後半に、この建物は工場としての役割を終え、それ以降は改装されデザインオフィスやイベント会場などとして使用されているが、外観は当時の姿を保っている。◇英名はVan Nellefabriek
出典 講談社世界遺産詳解について 情報
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