20世紀西洋人名事典 「フェリックスブロッホ」の解説
フェリックス ブロッホ
Felix Bloch
1905.10.23 - 1983.9.10
米国の物理学者。
元・スタンフォード大学教授,元・欧州原子研究所所長。
チューリヒ(スイス)生まれ。
ライプチヒ大学で学び、ハイゼンベルクの助手を務め、量子論の立場から金属電気伝導の機構を明らかにし、又、強磁性体の理論の発展にも貢献。1934年米国に渡りスタンフォード大学教授に就任し、中性子磁気能率の測定法を発見。’46年核磁気共鳴吸収法を考案。’54年欧州原子核研究所所長。’52年パーセルとともに核磁気共鳴吸収法の研究によりノーベル物理学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報