フォーファノフ(読み)ふぉーふぁのふ(その他表記)Константин Михайлович Фофанов/Konstantin Mikhaylovich Fofanov

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フォーファノフ」の意味・わかりやすい解説

フォーファノフ
ふぉーふぁのふ
Константин Михайлович Фофанов/Konstantin Mikhaylovich Fofanov
(1862―1911)

ロシア詩人文壇への登場は1881年。詩的特徴がもっともよく出ている第四詩集『幻影と秘密』(1892)では、理想の世界と低級な現実とのロマン主義的な矛盾が追跡され、そこからの脱出は、ときに美学的というより社会的覚醒(かくせい)によって果たされる。病的な心的状況への関心都市描写の印象主義的方法が彼をモダニズム詩人の先駆としている。

島田 陽]

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