ふかのひれ(鱶の鰭)(読み)ふかのひれ

世界大百科事典 第2版の解説

ふかのひれ【ふかのひれ(鱶の鰭)】

中国料理の材料の一種で,つばめの巣に次ぐ高級品。本来,サメのひれで中国では魚翅(ユイチー)と呼び,日本では習慣的にふかのひれと呼んでいる。つばめの巣もふかのひれも,そのもの自体に味はないが,つばめの巣に比べて,ふかのひれは他のものの味をよく受けつけるのでスープに入れるとよく,しょうゆ味の煮汁で煮込んだ紅焼にも用いられる。白翅と黒翅に大別され,白翅はメジロザメ,マブカザメ,黒翅はアオザメ,ヨシキリザメ,ネコザメからつくられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

事実婚

内縁と同様,法律上の婚姻成立要件を欠くカップルの関係。内縁との違いは,当該男女が,現行の婚姻制度に対しなんらかの疑問をもち,積極的・自発的に法律婚を選択しないという点にある。たとえば,今日の法律婚は女...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android