ヘンダーソン島(読み)ヘンダーソントウ

デジタル大辞泉 「ヘンダーソン島」の意味・読み・例文・類語

ヘンダーソン‐とう〔‐タウ〕【ヘンダーソン島】

Henderson Island南太平洋ポリネシア東端、ピトケアン諸島無人島イギリス領。ピトケアン島北東約190キロメートルに位置する。面積37平方キロメートル。島内にはヘンダーソンオウム、ヘンダーソンクイナをはじめ、動植物固有種が多く確認されている。1988年に世界遺産自然遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンダーソン島」の意味・わかりやすい解説

ヘンダーソン島
ヘンダーソンとう
Henderson Island

南太平洋,フランス領ポリネシア東部のピトケアン諸島にあるイギリス領の無人島。南緯 24°22′,西経 128°19′。面積 37km2。環状サンゴ礁の島で,かつてポリネシア人が生活していた痕跡があるが,18世紀に「発見」されたときはすでに無人島であった。原始密林がそのままの状態で残されており,学術的に貴重な動植物が生息している。飛べない鳥ヘンダーソンクイナやヘンダーソンヒメアオバトなど鳥類4種,植物 10種が現在判明している島固有のものだが,調査によりさらに新種が発見される可能性がある。 1988年に世界遺産の自然遺産に登録。

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世界遺産詳解 「ヘンダーソン島」の解説

ヘンダーソンとう【ヘンダーソン島】

1988年に登録されたイギリスの世界遺産(自然遺産)で、南太平洋のポリネシアの東部、イギリス領ピトケアン諸島にある環状珊瑚礁の無人島。面積は37km2。原始のままの自然の中に、ヘンダーソンクイナ、ヘンダーソンヒメアオバト、ヘンダーソンオウムなど、この島固有の動植物が生息している。貴重な生態系が評価され、世界遺産に登録された。◇英名はHenderson Island

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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