ペディオニーテ(その他表記)Pedionite[ドイツ]

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペディオニーテ」の意味・わかりやすい解説

ペディオニーテ
ぺでぃおにーて
pedionite

溶岩台地と同義ドイツのシュナイダーK. Schneiderが1911年に提唱した分類による、基本的な火山形態の一型。その分類、とくにこの用語ペディオニーテはその後廃れた。

諏訪 彰]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペディオニーテ」の意味・わかりやすい解説

ペディオニーテ
pedionite

溶岩台地と同義。 1911年ドイツの K.シュナイダーが提唱した火山の断面形態などによる分類の一つで,現在ではほとんど使われない。

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世界大百科事典(旧版)内のペディオニーテの言及

【火山】より


[シュナイダーの火山分類]
 ドイツのK.シュナイダーは地球上のすべての火山を,その断面形,溶岩と火山砕屑岩の割合などに基づいて次の七つの基本形(単式火山)に分けて認識できると考えた(1911)。(1)ペディオニーテ(溶岩台地),(2)アスピーテ(楯状火山),(3)トロイデ(溶岩円頂丘),(4)ベロニーテ(火山岩尖),(5)コニーデ(成層火山),(6)ホマーテ(砕屑丘),(7)マール(マール)。括弧内は訳語ではなく,現在使用されている用語のうち,最も近いと考えられるものである。…

※「ペディオニーテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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