ホラアナライオン

共同通信ニュース用語解説 「ホラアナライオン」の解説

ホラアナライオン

11万5千年前に始まった最終氷期の頃、ユーラシア北部の比較的寒冷な地域東西にわたって広く分布していたライオン一種。1万3千年前までに絶滅し、化石などが洞窟でよく見つかることから「ホラアナ」の名がついた。およそ50万年前に、現生ライオンの系統から祖先が分岐したと考えられている。体は現生のライオン程度かそれ以上に大きく、雄にもたてがみがなかった。石器時代壁画にもその姿が描かれている。

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最新 地学事典 「ホラアナライオン」の解説

ホラアナライオン

Cave lion

食肉目ネコ科に属する動物で,絶滅種(Panthera spelaea)とする考えと,現生のライオンと同種でその絶滅亜種(Panthera leo spelaea)とする考えがある。大型の肉食獣で,肩高は1.2mほど。南ドイツの洞窟で発見された化石をもとに最初の記載が行われたので,ホラアナの名がつく。更新世前期の同属の絶滅種を祖先に,更新世中期の後半に出現。その後ユーラシア大陸北部に広く分布し,アラスカまで分布を広げた。マンモス・ステップの動物である。更新世末に絶滅。旧石器時代人がその姿を洞窟壁画などに残している。かつてトラとみる考えもあったが,現在ではその考えはほとんどない。

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参照項目:マンモス動物群

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