デジタル大辞泉 「ホルト草」の意味・読み・例文・類語 ホルト‐そう〔‐サウ〕【ホルト草】 トウダイグサ科の越年草。高さ約70センチ。葉は細長く、十字状に対生。茎・葉を切ると乳液が出る。夏、多数の雄花と1個の雌花とをつける。果実は球形。種子を漢方で続随子ぞくずいしといい、利尿薬とする。有毒。ヨーロッパの原産。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ホルト草」の意味・読み・例文・類語 ホルト‐そう‥サウ【ホルト草】 〘 名詞 〙 トウダイグサ科の二年草。西南アジア原産で、日本へは天文年間(一五三二‐五五)に渡来し、観賞用、または薬用に栽培される。高さ約八〇センチメートル。葉は線形か披針形で対生し、苞葉は卵形。夏、梢頭に緑色の小総苞に包まれた小花序ができ、小花序には、一個の雌花と多数の雄花ができる。果実は扁卵形で径約一センチメートル。有毒植物。漢方では種子を続随子(ぞくずいし)といい利尿薬・下剤に用いる。漢名、続随子。こはず。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例