ポールウィンター(その他表記)Paul Winter

現代外国人名録2016 「ポールウィンター」の解説

ポール ウィンター
Paul Winter

職業・肩書
ジャズ・サックス奏者,環境保護運動家

国籍
米国

生年月日
1939年8月31日

出生地
ペンシルベニア州アルトゥーナ

専門
ソプラノサックス

学歴
ノースウエスタン大学

受賞
全米大学ジャズ大会第1位〔1961年〕,世界環境デー賞(国連),グラミー賞(最優秀ニューエイジ・アルバム賞,第36回・37回・42回・48回・50回・53回)〔1994年・1995年・2000年・2006年・2008年・2011年〕「スパニッシュ・エンジェル」「野生への祈り」「ケルティック・ソルスティス」「シルバー・ソルスティス」「クレストン」「ミホ:ジャーニー・トゥー・ザ・マウンテン」

経歴
大学在学中にセクステット結成。1961年3月全米大学ジャズ大会で優勝、審査員のジョン・ハモンドに認められコロムビアと契約し、第2のデイブ・ブルーベック4として売り出す。’62年国務省の文化使節として中南米演奏旅行、同年ホワイトハウスでも演奏して話題になる。’60年代の終りにウィンター・コンソートを結成、’71年解散。10作目のアルバム「ロード」(’71年)はアポロ15号の宇宙飛行士によって月世界に運ばれた。その後自然主義を強くうちだした音楽性を確立ザトウクジラオオカミなど動物の声を取り入れる独自のサウンドを追求し始めた。’80年代に入って自己のレーベルリビングミュージック設立。’94年以降、ソロ、ポール・ウィンター・コンソート、ポール・ウィンター・アンド・フレンズなどの名義でグラミー賞を6回受賞。ニューヨークの聖ヨハネ大教会を拠点に野生生物保護ガラコンサートでも知られる。代表作に「道」「イカルスの飛翔」「グランド・キャニオン」「タンチョウ」などがある。’80年初来日。’91年日米ソ環境フォーラム参加のため来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ポールウィンター」の解説

ポール ウインター
Paul Winter


1939.8.31 -
演奏家。
アルトゥーナ(ペンシルバニア州)生まれ。
大学在学中セクステットを結成し、1961年全米大学ジャズ大会で優勝する。ジョン・ハモンドに認められコロムビアと契約し、’62年文化使節として中南米を演奏旅行したり、ホワイト・ハウスでも演奏する。’60年代末ウインター・コンソートを結成するが’71年解散、独自のサウンドを追求しはじめる。その後、聖パトリック大聖堂で定期的コンサートを開き、アコースティック・サウンドが大評判となる。’80年代に入りリビング・ミュージックを設立し、意欲作を多数発表する。代表作に「道」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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