マイクノック(その他表記)Mike Nock

現代外国人名録2016 「マイクノック」の解説

マイク ノック
Mike Nock

職業・肩書
ジャズピアニスト,作曲家 シドニー音楽院教授

国籍
ニュージーランド

生年月日
1940年9月27日

グループ名
旧グループ名=フォース・ウェイ〈Fourth Way〉

経歴
1961年米国バークリー音楽院に入学、在学中に住んでいたアパートの隣人渡辺貞夫がおり、他国からジャズを勉強しに来たもの同士で仲良くなった。’68年フュージョン草分けともいえるジャズ・ロックバンドのフォース・ウェイを結成。その後、ソロのジャズ・ピアニストとして、コールマンホーキンス、ユセフ・ラティーフ、ディオンヌ・ワーウィック、マイケル・ブレッカーらと共演した。’81年エディ・ゴメス、ヨン・クリステネンとのトリオでドイツのECMからリーダーアルバム「オンダス」をリリース、高い評価を受ける。’85年オーストラリアに拠点を移し、シドニー音楽院で後進の指導に当たる一方で、マイク・ノック・トリオなどで旺盛な音楽活動を続ける。2010年自身のレーベルであるFWMレコードを設立。夫人が日本人であることから親日家としても知られ、2010年東京JAZZで初来日。2011年にも来日し、日野皓正やバークレー以来の友人である渡辺貞夫らと共演。弟子にハクエイ・キム、大村亘らがいる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「マイクノック」の解説

マイク ノック
Mike Nock


1940.9.27 -
ニュージーランドのジャズ演奏家。
クライストチャーチ生まれ。
本名Mickael Anthony Nock。
1960年にロンドンに渡る。’61年にダウンビート誌の奨学金でバークリー音楽院に入学。’62〜63年ボストンのクラブのハウス・ピアニストとしてコールマン・ホーキンスなどのスター・プレイヤーのバックを務めた。その後’68年8月マイク・ホワイトらとフォース・ウェイを結成、ジャズ、ロック、フュージョン・グループの先駆者的役割りを果たした。’70年代後半はエレクトリック・ミュージックからアコースティック・ピアノに戻り活動。代表作に「フォース・ウェイ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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