まごつく(読み)マゴツク

デジタル大辞泉 「まごつく」の意味・読み・例文・類語

まご‐つ・く

[動カ五(四)]迷ってうろうろする。うろたえる。まごまごする。「大きな駅で―・く」
[類語]あわてるうろたえる面食らう狼狽周章騒ぐ周章狼狽慌てふためく右往左往取り乱す度を失う泡を食う一泡吹かせるじたばたあたふた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「まごつく」の意味・読み・例文・類語

まご‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語 ) 迷ってうろつく。当惑してうろたえる。まごまごする。また、困る。弱る。
    1. [初出の実例]「我は唯中洲の角から隅まで徘徊往来(マゴツキ)て見たる通を書たれば」(出典洒落本・中洲雀(1777)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android