デジタル大辞泉
「じたばた」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じた‐ばた
- 〘 副詞 〙 ( 「じたばたする」の形で用いることが多い。また、「と」を伴って用いることもある )
- ① 手足、体をばたばたと動かすさまを表わす語。
- [初出の実例]「わるくじたばたすると、芋ざしだぞ」(出典:黄表紙・文武二道万石通(1788)下)
- 「じたばた藻掻き苦しむ子のすがたを見てゐられなくて」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
- ② あわてもがくさま、あせってむだな努力をするさまを表わす語。
- [初出の実例]「間貫一いくら地動波動(ヂタバタ)したって、河童の皿に水の乾いた同然」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉中)
- ③ 事が急にはこぶさまを表わす語。
- [初出の実例]「忠綱が来るとぢたばた埒があき」(出典:雑俳・東月評万句合‐宝暦一一(1761)春五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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