マンガネッリ(その他表記)Manganelli, Giorgio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンガネッリ」の意味・わかりやすい解説

マンガネッリ
Manganelli, Giorgio

[生]1922. ミラノ
[没]1990.5.28. ローマ
イタリアの小説家,評論家。イギリス文学を専攻し,「63年グループ」に参加。新前衛派の代表的作家の一人。主著『ヒラロトラジェディア』 Hilarotragoedia (1964) ,『虚偽としての文学』 La letteratura come menzogna (67) ,『彼方の神々に』 Agli dei ulteriori (72) ,『暴君の賞賛』 Encomio del tirenno (90) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンガネッリ」の意味・わかりやすい解説

マンガネッリ
まんがねっり
Giorgio Manganelli
(1922―1990)

イタリアの小説家、批評家。パビーア大学で英文学を学び、新前衛派の文学運動に参加、1964年に『悲喜劇』を発表して注目を集めた。文学の虚構性を強調し、既成の文体の破壊をねらって、逆説、反語、皮肉を駆使した独自の文体をつくりあげた。代表作は『後世の神々へ』(1972)、『百物語』(1975)、『愛』(1981)などであるが、難解さで知られ、既成の文体の否定のすえに得られる「無のポエジー」とでもいうべきものが特徴。

[竹山博英]

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