共同通信ニュース用語解説 の解説
マーシャル諸島での核実験
1946~58年、米軍は太平洋・マーシャル諸島北部のビキニ環礁とエニウェトク環礁で計67回の原水爆実験を行った。54年3月1日にビキニで実験された水爆「ブラボー」は広島に投下された原爆の約千倍の威力があり、島民や周辺を航行していた静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」などの乗組員らが放射性降下物「死の灰」を浴びて被ばく。島々や海洋が汚染され、移住を強いられた島民もいる。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報