ミノエビ(その他表記)Heterocarpus sibogae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミノエビ」の意味・わかりやすい解説

ミノエビ
Heterocarpus sibogae

軟甲綱十脚目タラバエビ科。体長 11cm。体は左右に扁平で,甲は硬い。額角の上縁に 18~22棘(うち頭胸甲上に 5~7棘),下縁に 9~13棘をもつ。甲の側面には 3条の縦隆起が走り,腹部の背中線は鋭い稜を形成している。房総半島以南インドネシア海域まで分布し,水深 200~500mから機船底引網で多量に捕えられる。味はよいが可食部分が少ないため,水産業上の価値は低い。南方海域にはアカモンミノエビ H. ensifer など近縁種が多い。共通の特徴は,第2胸脚の長さが左右で異なり,腕節が多数の節に分かれていることである。(→甲殻類十脚類節足動物軟甲類

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