ミヘイルサーカシヴィリ(その他表記)Mikheil Saakashvili

現代外国人名録2016 「ミヘイルサーカシヴィリ」の解説

ミヘイル サーカシヴィリ
Mikheil Saakashvili

職業・肩書
政治家 オデッサ州知事 元ジョージア大統領

国籍
ウクライナ

生年月日
1967年12月21日

出生地
ソ連グルジア共和国トビリシ(ジョージア)

学歴
キエフ大学(国際関係論)〔1992年〕卒,コロンビア大学ロースクール修了

学位
博士号(ジョージ・ワシントン大学)

経歴
アルメニア系のグルジア人の家庭に生まれる。ウクライナで学んだあと、米国に留学し、ニューヨークで弁護士となる。その後、国際性と法律知識を請われて帰国し、1995年27歳でグルジア(現・ジョージア)議会議員に当選。シェワルナゼ政権2期目の2000年10月法相となるが、2001年9月政権の腐敗に抗議して辞任。同年急進的な国民運動(ENM)を結成、党首を務める。2003年11月大統領の議会選挙不正関与に抗議するため民衆の先頭に立って議事堂になだれ込み、無血クーデター(バラ革命)で大統領を退陣に追い込んだ。同年野党統一候補として大統領選に立候補、2004年1月当選し、就任。独立国家共同体(CIS)で最年少の元首となった。2008年1月再選。在任中は汚職対策を進めた。反ロシア派の急先鋒として知られる。2013年11月退任。12月ウクライナへ渡るが、母国では職権乱用罪などで訴追されており、そのままウクライナに留まる。2015年2月ポロシェンコ大統領の顧問に就任。5月にはウクライナ国籍を取得、ジョージア国籍を失う。6月オデッサ州知事に任命される。国家元首経験者が外国の地方首長に転身するのは異例。妻はオランダ人で、英語フランス語など6ケ国語を操る。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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