ムース(読み)むーす(その他表記)mousse

翻訳|mousse

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「ムース」の意味・読み・例文・類語

ムース

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] mousse )
  2. 泡。また、泡状のもの。
  3. 泡だたせた生クリームや卵白を用いてふんわりと仕上げた、口あたりのよい菓子や料理。〔万国新語大辞典(1935)〕

ムース

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] moose ) ヘラジカの英語名。〔外来語辞典(1914)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムース」の意味・わかりやすい解説

ムース(冷菓)
むーす
mousse

冷菓一種アイスクリームシャーベットと同様のものであるが、フリーザーを用いずに冷蔵庫で12時間以上、時間をかけて冷やしたものである。代表的なものにフレンチチョコレートムースがある。甘味のあるチョコレートに水を加えて溶かし、卵黄レモン色になるまでよく混ぜてからチョコレート液と混ぜ合わせ、バニラブランデーなどで香りをつけ、固く泡立てた卵白と混ぜて好みの型に入れ、12時間以上冷蔵庫で冷やして固める。

[小林文子]


ムース(ヘラジカ)
むーす

ヘラジカ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ムース」の解説

ムース【mousse(フランス)】

泡立てた卵白や生クリームを使った口当たりなめらかな料理または菓子。料理は冷製と温製があり、菓子は冷製。◇「泡」の意。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムース」の意味・わかりやすい解説

ムース

「ヘラジカ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のムースの言及

【ピュレー】より

…ピュレースープはニンジン,グリーンピースなどをいためてブイヨンで煮込み,裏ごしにかけて牛乳などを加え,塩,コショウなどで味をととのえる。肉や魚のピュレーは卵白や生クリームを加えてなめらかに仕上げ,これをゆでたり蒸したりしてムースmousseにする。なお,市販のトマトピュレーは,トマトの裏ごしを煮つめて濃縮したものである。…

※「ムース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android