メトキテス
めときてす
Theodoros Metochites
(1260/61―1332)
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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メトキテス
Metochitēs, Theodōros
[生]1260頃.ニカエア
[没]1332.3.13. コンスタンチノープル
ビザンチンの文献学者。皇帝アンドロニクス2世の側近。自然科学,修辞学,哲学などに通じ,人文主義運動の先駆者の一人といわれる。主著は 120に上る哲学,歴史に関する論考をまとめたエッセー集『雑録と格言』 Hypomnēmatismoi kai sēmeiōseis gnōmikaiで,批判精神と思想性の点でビザンチンにおける最もすぐれた作品の一つ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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