翻訳|monopoly
アメリカで人気のあるボードゲーム。モノポリーは〈独占〉の意味。ゲームの発明者は失業中の電気技師チャールズ・ダロウといわれ,1930年代の大不況のとき,パーカー・ブラザーズという玩具会社がその権利を買いとり大ヒットさせた。この会社の宣伝によるとおよそ半世紀の間に世界中で8億セットを売ったという。ゲームは2人以上8人まで一度にプレーすることができる。各プレーヤーは2個のさいころの目によって自分の駒を進めていき,その升目にあたる土地の権利書を買いとる。以後,他のプレーヤーがその升目にとまると,レント(土地代)を取り立てることができる。土地を買い占め,その上にハウスやホテルを建てるとさらに地代は高くなる。ふつうゲームは1人が残り全員を破産させるまで続けられる。
執筆者:松田 道弘
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…地理的範囲および商品の性質で限定される一定の市場での取引を,一企業が一手に握ることを独占という。ただし現実には一企業による市場の支配という文字どおりの独占は少なく,比較的少数の企業が市場を支配する寡占(その特殊形態が複占)が多い。多数の企業からなる競争的市場からの乖離(かいり)を指して,すなわち寡占も含め独占という語句が用いられることも多い。また,市場の売手側に独占が生じることが多いので,経済学は売手独占を分析することが多かったが,最近では買手独占にも関心がもたれている。…
※「モノポリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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