20世紀西洋人名事典 「ヨセフイスラエルス」の解説
ヨセフ イスラエルス
Josef Israels
1824.1.27 - 1911.8.12
オランダの画家。
フローニンゲン生まれ。
パリでピコに師事する。ロマン主義から出発し、風俗、宗教、歴史などを題材にする。その後、漁夫の生活を描いた作品「海辺の子供たち」を制作する。オランダの伝統絵画を継承する画風、自然の光を画面に導入する近代的技法などに特色がある。アムステルダム、デュッセルドルフ、ロンドンなどを旅して、ハーグに移住する。肖像画家のイサークを子にもつ。代表作に、「老年になると」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報