ランカウイ島(読み)ランカウイトウ

デジタル大辞泉 「ランカウイ島」の意味・読み・例文・類語

ランカウイ‐とう〔‐タウ〕【ランカウイ島】

Pulau Langkawiマレーシア、マレー半島北西岸、アンダマン海に浮かぶ島。大小100あまりの島々からなるランカウイ群島の主島。ケダー州に属す。1978年より免税特区に指定。1980年代後半より観光開発が進められ、ペナン島に並ぶ同国有数の海岸保養地になった。また、熱帯石灰岩地域に見られる鍾乳洞隕石衝突でできたとされる地形があり、2007年、東南アジア初の世界ジオパークに認定された。中心地は南東岸のクアタウン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランカウイ島」の意味・わかりやすい解説

ランカウィ島
ランカウィとう
Pulau Langkawi

マレーシア,マレー半島西岸,ケダ州の北西沖にある島。周辺にダヤンムンティン,トゥバなど多数の小島がある。水産業を主に,イネココヤシなども栽培。南岸のクアと本土のクアラペルリスとの間にフェリーが就航している。住民マレー人が 80%以上。面積 526km2。人口2万 9084 (1980推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android