ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラングロア」の意味・わかりやすい解説
ラングロア
Langlois, Hippolyte
[没]1912.2.12. パリ
フランスの陸軍軍人,将軍。高等工芸専門学校卒業後,1858年砲兵少尉。 70年の普仏戦争ではメッツの戦闘に従軍。 87年陸軍士官学校の教授となり,新しい装備に対応する野砲の新戦術原理を編み出した。大著『野戦砲術論』L'Artillerie de campagne (1891~92) は砲術の古典とされる。 1907年からは,軍事技術と戦史に関する月刊雑誌『レビュー・ミリテール・ジェネラル』 Revue militaire généraleを刊行した。
ラングロア
Langlois, Jean Charles
[没]1870.3.24. パリ
フランスの画家。軍隊にいる間に絵を習い,1822年のサロンに出品,34年には1等賞を獲得した。軍務に従いながら『エーローの戦い』『ピラミッドの戦い』『モスクワの火災』『ソルフェリーノの戦い』などを描いた。
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