リバロール(その他表記)Rivarol, Antoine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リバロール」の意味・わかりやすい解説

リバロール
Rivarol, Antoine

[生]1753.6.26. パニョル
[没]1801.4.11. ベルリン
フランスの作家。イタリア系で南フランスの生れ。 1780年頃パリに出,美貌と才気とによってサロンの寵児となり,ダランベールとボルテールに認められた。 84年『フランス語の普遍性について』 Discours sur l'universalité de la langue françaiseがベルリン・アカデミーの懸賞論文に当選,ヨーロッパ中に名声を高めた。この論文中の「明晰ならざるものはフランス語にあらず」の一句は有名。ほかに,当代の文学者や政治家を辛辣に風刺した『名士小年鑑』 Petit almanach de nos grands hommes (1788) ,王党派の立場から革命政治家を揶揄した『革命政客小辞典』 Petit dictionnaire des grands hommes de la Révolution (90) がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リバロール」の意味・わかりやすい解説

リバロール
りばろーる
Antoine Rivarol
(1753―1801)

フランスの作家。南仏に生まれたが、1780年ごろパリに出て、サロンではその才智(さいち)と巧みな話術で名士となる。彼を一躍有名にしたのは、『フランス語の普遍性を論ず』Discours sur l'Universalité de la Langue Française(1784)がベルリン・アカデミーの懸賞論文に当選してからであり、このなかに「明晰(めいせき)でないものはフランス語でない」の名文句が含まれている。ほかに『偉人小名鑑』(1788)を書き、亡命先のベルリンで死んだ。

[市川慎一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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