ロンドンに本社をもつ世界的大通信社の一つ、ロイター通信社によって作成されている一次産品に関する国際価格指数。世界の商品相場の動きを示す情報として広く用いられている。指数を構成する品目は、小麦、綿花、コーヒー、羊毛、銅、砂糖、ゴム、トウモロコシ、米、牛肉、大豆、ココア、錫(すず)、ラッカセイ、コプラ、亜鉛、鉛の17商品であり、価格はイギリスへの到着価格(CIF建て)が用いられ、1931年9月18日の価格を基準(100)とした指数につくられている。評価がイギリスでのCIF価格であるため、指数がポンドの為替(かわせ)相場の影響を受ける(ポンドの下落だけでロイター指数は上昇する)ことに注意する必要がある。
[高島 忠]
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...