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アウトプレースメント あうとぷれーすめんと

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

アウトプレースメント

再就職・再雇用のための支援サービスの総称。リストラなどで解雇が決まった人材に対して、元の雇用主が、専門に請け負う企業や人材派遣会社に外部委託し、再就職への支援を行う。費用は元の雇用主から外部委託社に支払われ、受託した企業は、面接の受け方やパソコンの講習、心理面でのカウンセリングなどを含めた再就職のためのコンサルティングを施し、最終的には再就職先の斡旋まで行う。こうしたサービスも、不況時には大企業からの需要が増えるものの、景気の回復、好況時には需要が減少し、専門性の高い分野への人材の移行が進展する。

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デジタル大辞泉の解説

アウトプレースメント(outplacement)

再就職斡旋業の一種。従業員の解雇を予定する企業の依頼により会社と従業員の間に入って、解雇に伴う諸手続きや労使紛争の処理、再就職の斡旋などを代行する形態のビジネス

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ビジネス用語集の解説

アウトプレースメント

アウトプレースメント(outplacement)とは、再就職支援ビジネスの事をいいます。

雇用事情により人員削減を行う企業が対象者との円満解決をするため、依頼を受けた就職支援会社は
アドバイスや対象者解雇後の再就職支援を行います。

通常の雇用形態の場合その費用を新雇用者が負担をしますが、アウトプレースメントの場合は
人員削減を行う企業が費用を負担するのが特徴です。
あくまでも削減対象者の再就職支援を行うのが主旨であり、必ずしも再就職先提供を約束するものでは
ありません。

一般的には大手企業に長年勤務した団塊世代に対して行われるケースが多く、新雇用者は無料で
人材提供を受けられるというメリットがありますが、このサービスに費用をかけられる企業が大手に
限られてしまうことや各企業の雇用状況が安定していることから、受け入れ企業の数が少ないため
難航するケースもあるようです。

全ての企業で適用されている支援制度ではありませんが、万が一の際に自分の勤務先でこの制度を
採用しているのであれば、再就職先を検討するひとつの方法として利用してみるのもよいでしょう。

出典 転職.jpビジネス用語集について 情報

大辞林 第三版の解説

アウトプレースメント【outplacement】

人員整理などの対象となった社員が再就職できるように指導するビジネス。転職斡旋。再就職支援。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アウトプレースメント
outplacement

再就職援助業。従業員の転職を援助する事業。中高年齢者の増大に伴い,彼らの定年前の再就職をスムーズに行ない,新しい職業の適応を容易にすることが必要になった。ヘッド・ハンティングの場合は,若年で特殊技術を持つ者を獲得することが課題であるのに対し,アウトプレースメントでは,中高年齢者の送り出しが課題となっている。中高年齢者には管理職が多いため,管理職者の再就職斡旋が多い。企業にとって不必要な中高年労働力を容易に切り捨てる手段としても利用されやすい。

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