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アカハネムシ Pseudopyrochroa vestiflua

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世界大百科事典 第2版の解説

アカハネムシ【Pseudopyrochroa vestiflua】

甲虫目アカハネムシ科の昆虫(イラスト)。体長12~17mm。北海道,本州,四国,九州のほか,千島,サハリンなどにも分布する。北海道や本州東北部を除いて,おもに山地の森林に生息する。5月ごろから出現し,夏の間,森林の葉上や倒木上に見られるアカハネムシ科Pyrochroidaeは世界から100種余りが,日本からも20種ほどが知られている。アカハネムシを含めて,この科には上翅のみが赤色で,体が黒色のものが少なくない

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカハネムシ
あかはねむし / 赤翅虫
[学]Pseudopyrochroa vestiflua

昆虫綱甲虫目アカハネムシ科に属する昆虫。日本全土に分布し、森林地帯に多い。体長15ミリメートル前後。体は黒色で平たく後方へ広がる。上ばねが赤くて赤毛を密生し、触角がくし歯状に分枝する。成虫は6~7月に多く、花や葉上にみられ、幼虫は扁平(へんぺい)で、倒木の皮下にすむ。近似種は日本に約10種おり、頭のくぼみや突起にそれぞれ特徴がある。アカハネムシ科cardinal (fire) beetles/Pyrochroidaeに含まれる種類は、世界で百数十種が記録されているが、日本には18種が分布する。幼虫は朽ち木の皮下にすみ肉食性。成虫には円筒形のものもある。[中根猛彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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