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アゲラータム Ageratum houstnianum Mill.

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世界大百科事典 第2版の解説

アゲラータム【Ageratum houstnianum Mill.】

花壇や鉢植えに適したキク科の春まき一年草。オオカッコウアザミともいう。カッコウアザミ属は熱帯アメリカから北アメリカに30種もあるが,園芸品として改良されたのはメキシコからペルーにかけて分布するオオカッコウアザミで,葉は心臓形,茎や葉に軟毛があり,数多く分枝して秋には枝先に直径2cmの紫色の頭状花をつける。花には花弁がなく管状花ばかりであるが,この花がふんわりと紫色に見えるのは長い多数のめしべの色と形による。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アゲラータム
あげらーたむ
[学]Ageratum

キク科の1属名。半低木性の多年草。北アメリカ、中央アメリカに分布する。園芸種としては一年草として扱われ、カッコウアザミA. conyzoides L.とオオカッコウアザミA. houstonianum Mill.の2種がよく栽培される。後者は近年品種改良が進み、多くの園芸品種があり、一代交雑の矮性(わいせい)種も人気がある。栽培は容易で、実生(みしょう)、挿芽ともよく、20℃くらいで発芽、発根する。幼苗期は日光をよくあてる。花色は青、白、白桃色などで、花壇、鉢植え、プランター、ウィンドーボックスなど用途が広い。花壇には25センチメートルくらいの間隔で植え、8月ごろ花があまり咲かなくなったとき地上10センチメートルくらいで刈り込むと、秋にまた花を開き、霜が降りるころまで咲き続ける。ミニチュアのいけ花材料としての利用も多い。[金子勝巳]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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