アシッドジャズ(その他表記)acid jazz

翻訳|acid jazz

デジタル大辞泉 「アシッドジャズ」の意味・読み・例文・類語

アシッド‐ジャズ(acid jazz)

1980年代、ロンドンクラブから流行しはじめた新しいジャズの受容形態。古い演奏にリミックスを施してディスコ風のビートを加えたり、ジャズにラップファンクを混在させて演奏したりする。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アシッドジャズ」の意味・わかりやすい解説

アシッド・ジャズ
アシッドジャズ
acid jazz

ジャズと電子楽器などを融合させてつくられたクラブ・ミュージックの一つ。ロンドンのクラブ (ディスコ) で起った。 1980年代にコンピュータや電子楽器の発達により曲と曲をつなげたり,異なるリズムを加えたりして,音楽を合成することが容易となった。クラブのディスクジョッキーたちはさまざまなジャンルの音楽を素材に音を歪ませ,ビートを加え,踊りのための音楽を合成して人気を競った。アシッド・ジャズはこのうちのジャズを素材にしたものである。従来のジャンルを逸脱していることがクラブ・ミュージックの特質であるため,ジャズの範疇には入らないといえるが,もともとはダンス音楽であったジャズの原点回帰ととらえる意見もある。

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音楽用語ダス 「アシッドジャズ」の解説

アシッド・ジャズ[acid jazz]

'80年代後半に「踊れるジャズ」をコンセプトに生まれたジャズ、ファンク、ハウスなど、さまざまなスタイルを取り込んだダンス・ミュージック全般を指す。アーティストでは、JTQ、ガリアーノジャミロクワイ、インコグニート、ブランニュー・ヘヴィーズなど。

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